日本の 「働く」を、
もっと自由に。

1981年、イトーキはラテン語で「脊髄」の名を持つ、ワークチェア“Vertebra(バーテブラ)”を発売しました。世界的なデザイナー、エミリオ・アンバスと当時のパートナーが設計し、オランダのオープンアーク社との技術提携によって誕生したこのプロダクトのコンセプトは、「人間優先のオフィスチェア」。身体の動きに合わせて、柔軟に脊髄をサポートする背もたれ、前傾機能を有したシートなど、人間工学と生体力学に基づく革新的な機能が搭載された“Vertebra”は、当時ビニール張りのワークチェアが主流だった日本のオフィスに、快適性とデザインという新しい概念をもたらしました。

そして、ワークスタイルの多様化と自由化が進む現代。テクノロジーの進歩やコロナ禍の影響によって、働き方や働く場所に対する社会の常識や人々の価値観が大きく変わり、今やデジタルデバイスとネット環境さえあれば、いつでもどこでも働くことができる時代となりました。そんな多種多様な働き方が本格的に拡がり始めた2019年。私たちはプロダクトデザイナーの柴田文江氏とともに、これからの時代に求められる新しいプラットフォームして、「働く」と「暮らす」を越境するワークチェア “vertebra03(バーテブラゼロサン)”を世に送り出しました。

“vertebra03”の特長は、拡張性とフレキシビリティ。先進的な機能を兼ね備えながらも、それを感じさせない有機的で美しいフォルムは、フレームや背座シートのカラーから素材まで自由自在。ユーザーの創造力を刺激する選択肢を少しずつ増やしながら、働く環境や個人の美意識を投影するキャンバスとして、“vertebra03”をアップデートしてきました。日本の「働く」をもっと自由に。これからも私たちは未来に向けて、普遍のカタチを更新していきます。